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2018.07.18更新

今日は通い慣れた街、武蔵小杉での講演会でした。

武蔵小杉は大学の教養課程2年間を過ごし、医者になってから17年間通勤した愛着のある街です。

教養課程に通っていた25年前に比べると様変わりしてしまいました。

さて、今回の講演会は聖マリアンナ医科大学病院消化器・肝臓内科の山下真幸先生の「潰瘍性大腸炎にたいする5ASA optimization」というお題でした。昨今、抗体製剤等の高価な薬が出回っている中、基本中の基本の薬剤ですが奥が深い薬剤です。先生のご講演では5ASA製剤の上手な使い方、5ASA不耐等に関すること等大変日常臨床に役に立つお話でした。特に私のようにクリニックでIBD診療を行う医師にとっては5ASAをうまく使いこなすことが鍵だと思っています。講演でも述べられていましたが、5ASAのみで潰瘍性大腸炎の8割近くは診療できるとのことです。これからもペンタサ、アサコール、リアルダをうまく使いこなし多くの潰瘍性大腸炎患者さんのお役に立てればと思っております。

今回の会のクロージングリマークスいわゆる閉会の辞は私の師匠の鈴木英之先生でした。久しぶりにお話しすることができ嬉しかったです。普段は消化器外科、主に大腸外科の先生なのですが、IBD診療にもかなり力を入れておりいつも相談に乗ってくださる先生です。ありがたし!

 

kosugi

投稿者: 仲町台駅前まつのぶクリニック

2018.07.11更新

本日は横浜消化器内視鏡医会主催の集談会に参加してまいりました。

本日の講演は癌研有明病院上部消化管内科の平澤俊明先生。

演題は「知っておきたい!胃のめずらしい悪性腫瘍」でした。

日常診療では胃癌の一般型はよく遭遇するのですが、特殊型はなかなか遭遇することがありません。しかし、いざそのめずらしい特殊型胃癌に遭遇した時にもしっかりと診断力を高めておきたいものです。胃がん取扱規約が第15版には特殊型には退治消化管類似癌や肝様腺癌などが入ってきておりますが、実際にはなかなか遭遇することはありません。それらをきれいな内視鏡写真とともに拝見でき大変勉強になりました。特に日本ではカルチノイド腫瘍として知られている特殊型胃癌と欧米の神経内分泌腫瘍の概念との相違を御丁寧に説明してくださったおかげで、改めて頭の中のきれいに整理ができました。

平澤先生より毎週送られてくる内視鏡の興味深い症例のメーリングリストにも参加させていたける様になりましたので、今後も診断力をさらにあげて行くよう日々努力を続けていきます。

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投稿者: 仲町台駅前まつのぶクリニック

2018.07.01更新

日曜日のお休みの日ですが、ヒュミラ10周年記念講演会に行ってまいりました。

ヒュミラは消化器疾患だけでなく眼科疾患、皮膚科疾患、リウマチ疾患等の自己免疫に関わる疾患に使われているため、炎症性腸疾患治療に関わる医師以外にも多くの診療科の先生の集まる会でした。

今回は記念講演会とあり御高名な先生方の講演でしたが、中でも兵庫医科大学中村志郎先生や福岡大学筑紫病院の平井郁仁先生のハイボリュームセンターの先生方のお話が聞け有意義な講演会でした。

しかし、前日のアルゼンチン対フランス戦のおかげでやや頭がぼーっとしておりました。もっとクリアな頭で聞きたい講演会でした。

 

それにしても東京プリンスホテルが大変きれいに生まれ変わっていたびっくりしました。

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投稿者: 仲町台駅前まつのぶクリニック

2018.06.08更新

今日の研究会は神奈川の若手のIBDに関わる医師の会です。
若手と言ってもい神奈川の先生たちは本当にレベルが高く大変勉強になる会です。

最初の基調講演は東北大学病院消化器内科の角田洋一先生でした。「NUDT15遺伝子検査でチオプリンを安全かつ安心して活用する」とういう難しい表題ですが、要は我々がよく用いるイムラン等のAZAや6-MP製剤を投与した時の副作用である骨髄抑制や脱毛等の発現頻度は遺伝子形によって決まっており、その発現の確率を予測するキットを開発したお話でした。ゲノム研究の話が中心で難しいですが大変参考になる講演でした。NUDT15検査キットはすでに市販され今年秋頃の保険収載を目指しているとのことでした。これからIBD診療の一助となってくれると嬉しいです。

基調講演のあとは症例検討でした。

1演題目は相模の病院の三枝先生。この回ではよく御發表されている先生です。今回は妊活中のUC治療。これは日常臨床で本当によく遭遇する問題ですが、私も悩むケースが多いです。ただ、UC治療薬の妊孕性に与える影響は比較的少なく、大抵の薬が使用できるのが現状です。妊娠を望まれる患者さんの診療の際は、妊娠前に寛解に持ち込むことと、薬の安全性に対する丁寧な説明が重要だなと再確認いたしました。

2演題目は藤沢市民病院の稲垣先生。関節リウマチに合併したUCのお話。当クリニックでも同様の症例の加療を行なっており、諸先生型の御意見が本当に参考になりました。関節リウマチと潰瘍性大腸炎は治療薬の多くが重複しますが、保険適応の容量が異なるためどちらの疾患に対し重きを置いて治療するかが重要になります。また、潰瘍性大腸炎は難病指定されているのに対し、関節リウマチは難病指定されておらず、どちらの保険病名で薬を使うかによってい患者様の負担も大きく変わります。潰瘍性大腸炎は様々な自己免疫性疾患と合併するため今後もリウマチに限らず色々な症例に遭遇するでしょうが、今回の諸専制型のご意見は貴重なものでした。

次回は第10回の記念大会ということで大々的に開かれるとのことで今から非常に楽しみです。

 

y IBD

 

投稿者: 仲町台駅前まつのぶクリニック

2018.05.23更新

今日の研究会はIBDセミナー溝の口

今日のテーマは主にクローン病に対するステラーラの治療でした。

まだ全国的にもそれほど使用例が多くないなか貴重なお話を聞くことができました。

まずは聖マリアンナ医科大学の山下真幸先生。高安病と合併した小児クローン病症例のお話でした。なかなか日常臨床でこのような症例と出会うことはないと思いますが、自己免疫性疾患と合併する炎症性腸疾患はよく遭遇します。炎症性腸疾患治療中の患者様の訴えにはよく耳を傾け、自己免疫性疾患との合併がないかより注意深く診療せねばと思いました。また抗TNFα抗体製剤の使用状況と臨床症状に乖離がある場合は不耐もしくは自己免疫性疾患の合併を考慮すべきとおっしゃっておりました。大変勉強になる症例報告でした。

次に昭和大学横浜市北部病院の小形典之先生。ステラーラが著効した子ローン病の症例でした。ステラーラはIL-12抗体製剤であり抗TNFα抗体製剤より結核の発症頻度が低いことは耳にしておりました。小形先生がバイオ製剤ナイーブ症例に対し社会的適応でステラーラを選択した治療方針は目から鱗ものでした。残念ながらここでその社会的適応が具体的にどの様なものだったかを話すことはできませんが、結核発症リスクの高い環境にいる患者様ということでご理解くださればと思います。

ここからは症例報告ではなくステラーラの治療実績の話になります。

慶応大学医学部講師の水野慎大先生。まだお若いのに慶応大学で講師として活躍されている先生です。水野先生のお話はクローン病術後の薬物療法のお話でした。私も外科医時代にクローン病の術後に抗TNFα抗体製剤等を用いるべきかはよく悩みました。しかし、当時はあまりまとまった文献がありませんでした。今回の水野先生のお話は膨大な症例数を誇る慶應大学のデータを拝見することができました。先生曰くレトロスペクティブなデータなのであまり説得力はないとおっしゃっていましたが、十分ためになりました。レトロスペクティブな解析のため経験則ということになりますが、その様なデータを求めてました。水野先生はクローン病術後には抗TNFα抗体製剤を使用する方が再手術率は低く、しかも術後早期に使用する方がよりその効果は著明だったそうです。残念ながらメスを置いた私にはクローン病の術後患者さんをみる機会はそうそうありませんが、非常勤で診療を行っている大学の診療でその様な症例に遭遇した際には参考にさせていただこうと思います。

最後は大船中央病院吉田篤史先生。ステラーラの使用成績をお話しいただけました。大船中央病院なだけにやはりステラーラの使用経験も豊富でした。ステラーラが抗TNFα抗体製剤に比べ遅効性だということは実感しておりましたが、それを具体的にお示しいただけました。今回吉田先生のご講演ではこのデータ以上に感心したことがあります。それは吉田先生の炎症性腸疾患患者様への接し方です。炎症性腸疾患の患者様は私の患者様たちもそうなのですが、ご自身の病気のことをよく勉強されています。その様な患者様に対し、決して患者様の意見を否定せず、豊富な知識と経験で良い治療に導いている診療スタイルには感銘を受けました。

正直、クリニックで炎症性腸疾患を診察していると圧倒的に潰瘍性大腸炎が多く、クローン病は潰瘍性大腸炎に比べると少数です。しかし今日の4題の講演はクリニックの医師にも大変参考になる発表でした。

 ISM

投稿者: 仲町台駅前まつのぶクリニック

2018.05.14更新

本日は待ちに待ったIBDミニカンファレンス。

この会は神奈川のIBD診療に関連する内科医、外科医、病理医が集まり症例を検討していく会です。特に神奈川は横浜市大病院、大船中央病院、北里大学病院、横浜市立市民病院など全国でもIBD診療をリードする先生方が多くいらっしゃる地域です。そのためディスカッションのレベルが高く、本当に勉強になります。症例検討の後には御高名な先生の講演が控えており、非常に内容の濃い会です。

残念ながら診療が長引き症例検討は一部しか拝聴できませんでしたが、藤沢湘南台病院の松田先生の御提示された「軽症慢性持続型潰瘍性大腸炎の炎症粘膜に発祥した早期大腸癌の一例」ではColiticCancerに対するESDの有用性と危険性を十分に教えていただきました。IBD診療に関わる医師が皆思っていることですが、できる限り大腸全摘手術は回避するよう努力せねばならないと再認識しました。

東海大学医学部付属八王子病院の白井孝之先生の講演では。最近よく見るクラミジア直腸炎、リンパ濾胞過形成、リンパ腫の症例をお示しいただきました。この3つの直腸病変は日常臨床で鑑別に難渋することもありますが、初期の潰瘍性大腸炎とも十分鑑別する必要があることを綺麗な内視鏡写真で御説明いただきました。

最後の聖マリアンナ医科大学病院の山下真幸先生のご講演はどちらかといと総論のようなお話でしたが、ステロイド抵抗性もしくはステロイド依存性の潰瘍性大腸炎の治療ストラテジーを拝見し大変勉強になりました。どの先生もCAP療法とタクロリムスの位置付けに色々な考えがあるようで大変参考になりました。

3時間ほどの会でしたが、大変充実した研究会でした。また10月の開催が待ち遠しいです。IBDmini

 

 

投稿者: 仲町台駅前まつのぶクリニック

2018.04.28更新

2016年10月に開院祝いにいただいた胡蝶蘭。

そのいくつかを育てていましたが、今年も不恰好ではありますが元気に咲いてくれました。

kotyourann

投稿者: 仲町台駅前まつのぶクリニック

2018.04.25更新

今日は便秘の勉強に行ってきました。

講師の先生は便秘の世界では知る人ぞ知る横浜市立大学肝胆膵消化器病学主任教授の中島淳先生。

よくテレビにも出ていらっしゃるのでご存知の方も多いかと思います。先日もNHKの「ためしてガッテン」で便秘を詳しく説明していらっしゃいました。

詳しくはNHKのホームページをご覧ください。

https://www.nhk.or.jp/kenko/doctor/dct_2178.html

このような研究会では座長の先生が講演される先生の御略歴を紹介されるのですが、中島先生は英語論文を500本以上書かれているとのこと!びっくりです。我々からすると異次元の論文数です。その論文も「Nature」、「Lancet」、「Gastroenterology」などのインパクトファクターの極めて高い雑誌にも多く投稿されています。もう雲の上の先生です。

そんな中島先生の御講演ですが、便秘のメカニズムを丁寧に解説していただき、日本消化器病学会関連研究会から出版された「慢性便秘症診療ガイドライン」の作成秘話をお聞きすることができました。その中で一番興味深かったのは「LeakyGut」いわゆる腸のバリア機構のお話でした。現代病の全てに通ずるものがここにあるのではないかと思われるくらい奥の深い話でした。先日お聞きした順天堂大学の石川先生の腸内細菌叢の話とも通づるものがあり、僕が今一番力を入れている炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病)ともリンクし大変有意義な講演でした。

余談ですが、中島先生のお話で日本の便秘治療でよく使われる酸化マグネシウムですが、皆様もマグミット等でおなじみだと思います。この酸化マグネシウムは日本の下剤シェアでは8−9割近くを占めるのに、海外ではほとんど使われていないとのこと!これは消化器を専門としていない先生の便秘処方が酸化マグネシウム一辺倒な表れかもしれませんね。最近では便秘型過敏性腸症候群に対する「リンゼス」や胆汁酸トランスポーター阻害剤「グーフィス」も登場してきました。また嘔気等で使い方が難しいと言われる「アミティーザ」も今回中島先生に上手な使い方を教えていただきました。これらをうまく駆使し便秘の患者様の悩みを解決していければと思いました。2018.4.25

 

投稿者: 仲町台駅前まつのぶクリニック

2018.03.28更新

連日の研究会です。

今日は順天堂大学附属順天堂医院、石川大先生の御講演!

潰瘍性大腸炎に対する便移植療法!!

以前にも日本医科大学武蔵小杉病院消化器病センター主催の石川先生のご講演がありましたが、残念なことに予定が合わず参加できませんでした。今回はようやく先生の貴重なご講演を聞くことができました。

実際自身の患者さんでも石川先生にお世話になり、免疫調整剤や抗体製剤を導入することなく寛解に持って行けた症例がありました。便移植に関しては様々な意見があるとは思いますが、先生の腸内細菌叢に関する執念を感じる研究成果を見せていただけるだけでも大変勉強になりました。

それにしてもろくな研究も勉強もせず、便移植のありもしない効能をうたって自由診療を行い、法外な治療費をとっているクリニックが存在していることに愕然としました。

もちろんクリニック名は出せませんが、皆さんお気をつけください!!

 

2018.3.28

投稿者: 仲町台駅前まつのぶクリニック

2018.03.27更新

今日は青葉台フォーラムで大船中央病院の吉田篤史先生の御講演を聞いて来ました。

吉田先生の興味深いお話には集中して聞き入ってしまいました。あっという間に1時間の講演が終わってしまいました。

やはり大船中央病院のIBD治療の実績は凄い!

一度勉強に行って見たい施設だな〜と思ってしまいました。

 

2018.3.27

投稿者: 仲町台駅前まつのぶクリニック

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