ブログ

2018.09.20更新

今日は研究会ではなく横浜新緑総合病院消化器センターの症例報告会に参加してまいりました。

この会は横浜新緑総合病院消化器センターに紹介した患者様がどのような治療を受けてどのような経過になったのかを丁寧に説明してくださる会です。

普段の日常診療で手術等で入院が必要になる患者様を大病院に紹介することは日常茶飯事です。しかし残念ながらその後患者様がどのような経過を辿られたかを知るのは担当の先生からの返信を待つしかありません。まだ返信が届けば良い方なのですが都筑区の大病院はお返事をいただけないことの方が多いです。患者様が退院され患者様本人からその経過を聞くことが多く、地域医療を担う開業医としては心苦しい限りです。

そんな中横浜新緑総合病院の消化器センターは毎回非常に丁寧な返信をくださり、さらにこのような会を催してくださり本当にありがたい限りです。患者様の治療の経過を知り、退院後の地域でのフォローが計画的に行えます。退院して患者様から経過を知らされたのではドタバタした治療計画しか立ちません。

今回も当院から紹介した患者様の治療経過を丁寧にご説明いただき、病状だけでなく患者様の心理状況等まで事細かにご説明いただきました。おかげで、今後退院して仲町台に戻ってこられた際のバックアップの準備を進められています。

是非このような会が他の病院にも浸透してくださるとありがたい限りです。

 

 

投稿者: 仲町台駅前まつのぶクリニック

2018.09.13更新

今日の講演会は横浜GI-Congress!

伝統ある研究会です。

残念ながら当クリニックの診療が押してしまい、症例報告は拝聴することができませんでした。残念!

しかし、今日のメインは横浜市立大学附属市民総合医療センター炎症性腸疾患センターの国崎玲子先生の御講演。

「今こそ確認!腸炎・colitic cancerの内視鏡診断と潰瘍性大腸炎治療の考え方」

まずは疫学的なことですが、本邦で炎症性腸疾患が増加しているのは周知の事実ですが、欧米でのこれまでの増加の仕方も踏まえ疫学を説明してくださった講演はこれまでにありませんでした。それによるとこれまでの欧米の疫学では潰瘍性大腸炎がまず急増しプラトー(平衡)に達し、その後クローン病が急増し潰瘍性大腸炎の罹患者数を超えてプラトーに達するとのこと。まだ本邦では潰瘍性大腸炎の罹患者数が増加の一途をたどりプラトーに達していない!今後潰瘍性大腸炎の罹患者数がある時期でプラトーに達する。これは想像できることですが、その数を抜いてクローン病がプラトーに達する!これは恐ろしい!!!

また日本は歴史的に腸結核の多い国、かつsilkroad diseaseと言われるベーチェット病の発生地帯に属し、生食文化による感染性腸炎の多い国、先に述べた潰瘍性大腸炎やクローン病の罹患者数がドイツ、イギリス、米国に迫る勢いで増加している国。そうなんです!日本は今後Colitic Ulcerが一番多い国になる可能性があるのです。

なので、我々大腸内視鏡に携わる人間は常に腸管潰瘍性病変を見る目を養って行かねばならないのです。

今回の御講演では様々な腸炎を多彩なスライドで軽快なテンポで御解説いただきました。中には地中海熱類縁腸炎のような非常に珍しい腸炎までご提示頂きました。

国崎先生のご講演はいつ聴いても本当に分かりやすく、頭にすーっと入ってくる内容です。

また、質問にも非常に丁寧に御解説いただき、僕の中ではIBDの神様のような先生です。

また、ぜひ機会があれば拝聴しに行きたいと思います。

IBDYGIC

投稿者: 仲町台駅前まつのぶクリニック

2018.09.11更新

今日の研究会はIBDワークショップ in YOKOHAMAという会でした。

今回が初の試みの会ということで参加して見ました。

かなりクローズな会で少人数でディスカッションする形式で大変勉強になる会でした。

まず帝京大学医学部附属溝口病院消化器内科の綱島弘道先生の御講演。この御講演はIBD治療に不慣れな先生もいらっしゃるかとお考えくださったのか、極めて基本的な内容でした。言うなれば潰瘍性大腸炎ガイドラインの解説なようなものでした。普段IBD診療を行なっている先生方にはやや物足りない内容ですが、丁寧に説明されておりました。

盛り上がったのは第2部のディスカッション。少人数制であるにも関わらずアンサーパッドを用い諸先生方のお考えをうかがい知ることができました。今回は5ASA製剤のジェネリック製品の功罪、免疫調整剤の使用等、様々な意見を聞くことができました。とくに今回の収穫は関内鈴木クリニックの鈴木亮一先生のご意見でした。最近ではあまり使用頻度が高くないサラゾピリンを上手に使いこなす方法を伝授いただきました。5ASA製剤にさらにサラゾピリンを併用するという目から鱗の治療方法。さすが長年IBD診療に携わってきた先生だなと感心いたしました。

会終了後には鈴木亮一先生と直接談義させていただき、別のIBDの会にもお誘いいただき、充実した1日でした。

また、大学時代にアルバイト先としてお世話になった川崎幸病院の大前芳男先生とも久しぶりにお会いできました。大前先生は川崎幸病院の消化器内科部長になられており、今回はディスカッションを座長として巧みにこなしておりました。

IBDWS

投稿者: 仲町台駅前まつのぶクリニック

2018.09.05更新

今日は台風21号真っ只中です。

関西地方では大変な被害が出ているとのことでしたが、関東地方は風は強いもののなんとか会も中止にならずに参加することが出来ました。

今日の会は世田谷川崎消化器疾患フォーラムです。

我が母校の日本医科大学の先生方が中心となって開催している会です。

演題1の座長は西恵吾先生。演者は渡辺昌則先生。ともに非常にお世話になった先生方です。

西先生は世田谷経堂に西クリニックを経営されており、私の開業に関しても様々なアドバイスをしてくださった同窓思いの先生です。

渡辺先生は日本医科大学武蔵小杉病院消化器外科の先生です。私が長年所属した医局で、渡辺先生は私が研修医時代から指導医的な立場で面倒を見てくれた先生です。今も昔も食道一筋の先生です。渡辺先生のお仕事内容はよく存じ上げていたつもりですが、よくまとまったご発表で現在の食道癌治療の最新知見を得ることが出来ました。神奈川県内には食道外科認定施設は公立大学法人横浜市立大学附属市民総合医療センター、東海大学医学部付属病院、横浜市立大学附属病院、神奈川県立がんセンター、日本医科大学武蔵小杉病院の5つしかありません。当院で食道癌が発見されれば、日本医科大学武蔵小杉病院はぜひお勧めしたい施設のひとつです。

演題2は日本医科大学武蔵小杉病院消化器内科の二神先生。逆流性食道炎や機能性ディスペプシアのスペシャリストです。最近クリニックで外来をやっていてもFDいわゆる機能性ディスペプシアと思われる患者様が大変多くいらっしゃいます。このFDを科学的に丁寧に解説いただき大変参考になりました。中でも早期慢性膵炎という疾患は今まで臨床の場で意識したことのない概念でした。FD治療に難渋した際は二神先生を頼ってしまいそうです。

同門色の非常に強い会ではありましたが、大変勉強になる会でした。TAMAKAWA

投稿者: 仲町台駅前まつのぶクリニック

何でも相談できる「かかりつけ医」として

消化器のなやみを抱えておられる方は、ぜひ当院までご相談ください。

  • tel_0459433377.png
staff staff blog