今晩の研修会は横浜市医師会主催の横浜市胃がん内視鏡検診研修会です。
当院も横浜市胃がん内視鏡検診に参加している施設です。
胃がん内視鏡検診は制約もあり、かなりの緊張感を強いられます。その制約を受けた中でいかに見落としなくがんを見つけ出すかは、これまでの経験と普段からの鍛錬だと思います。
今回は胃がん内視鏡検診に携わっている先生が、悩む症例や盲点をいくつかご提示いただいた講演であり参考になりました。
メインの横浜市立大学大学院医学研究科消化器内科主任教授の前田慎先生がご講演された「ヘリコバクターピロリ除菌後の胃粘膜変化と除菌後胃癌の特徴」です。これから10年もするとピロリ菌が見られなくなる時代に突入するとおもわれます。そんな時代を見据えて除菌後胃癌に関して詳細なご講演をなされており、大変勉強になりました。
今後もこのような会に積極的に参加し、診断能力をさらに向上させていきたいと思います。