ブログ

2018.05.14更新

本日は待ちに待ったIBDミニカンファレンス。

この会は神奈川のIBD診療に関連する内科医、外科医、病理医が集まり症例を検討していく会です。特に神奈川は横浜市大病院、大船中央病院、北里大学病院、横浜市立市民病院など全国でもIBD診療をリードする先生方が多くいらっしゃる地域です。そのためディスカッションのレベルが高く、本当に勉強になります。症例検討の後には御高名な先生の講演が控えており、非常に内容の濃い会です。

残念ながら診療が長引き症例検討は一部しか拝聴できませんでしたが、藤沢湘南台病院の松田先生の御提示された「軽症慢性持続型潰瘍性大腸炎の炎症粘膜に発祥した早期大腸癌の一例」ではColiticCancerに対するESDの有用性と危険性を十分に教えていただきました。IBD診療に関わる医師が皆思っていることですが、できる限り大腸全摘手術は回避するよう努力せねばならないと再認識しました。

東海大学医学部付属八王子病院の白井孝之先生の講演では。最近よく見るクラミジア直腸炎、リンパ濾胞過形成、リンパ腫の症例をお示しいただきました。この3つの直腸病変は日常臨床で鑑別に難渋することもありますが、初期の潰瘍性大腸炎とも十分鑑別する必要があることを綺麗な内視鏡写真で御説明いただきました。

最後の聖マリアンナ医科大学病院の山下真幸先生のご講演はどちらかといと総論のようなお話でしたが、ステロイド抵抗性もしくはステロイド依存性の潰瘍性大腸炎の治療ストラテジーを拝見し大変勉強になりました。どの先生もCAP療法とタクロリムスの位置付けに色々な考えがあるようで大変参考になりました。

3時間ほどの会でしたが、大変充実した研究会でした。また10月の開催が待ち遠しいです。IBDmini

 

 

投稿者: 仲町台駅前まつのぶクリニック

何でも相談できる「かかりつけ医」として

消化器のなやみを抱えておられる方は、ぜひ当院までご相談ください。

  • tel_0459433377.png
staff staff blog